働き方改革のもと業務の効率化に力が入れられている昨今、営業業務を効率化するのに役立つツールとして話題のSFAにも注目が集まっています。
米国でもその有益性が評判のSFAではありますが、日本企業で導入して成功する実例はあまり多くないのです。
その原因として考えられるのが米国と日本の営業というものへの違いです。
米国では営業はあくまでマーケティングの一つにすぎず、担当者の戦略のもと営業を動かすため、営業の自動化を行うことで効率化および営業力の強化が図れます。
一方日本では営業は企業を支える中心的な役割となっており、会社によってはかなりの権限を持つ場合もあります。
そのため、会社の売り上げも営業人材のスキルに左右されるケースが多く、そんな営業の効率化や自動化はなかなか受け入れられることがありませんでした。
ただ、最近ではその考え方にも変化が訪れてきているため、SFAをうまく活用しよう、と努力をする企業も増えてきています。